悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)、メラノーマ
保険診療
悪性黒色腫(メラノーマ)とは?
色素細胞(メラノサイト)の悪性腫瘍で顔などの紫外線を浴びやすい部位や手足に見られることが多いです。いずれも黒色で色調にムラのある、いびつな形をした病変で、部分的にイボ状に盛り上がっていたり、潰瘍になっていたりすることも多いです。この病気はリンパや血液を介して他の部位に転移しやすく、悪性度の高い腫瘍です。早期発見、早期治療が非常に重要になります。
頬の太田母斑(成人例)
踵に出来た悪性黒色腫 |
ふくらはぎに出来た悪性黒色腫 |
悪性黒色腫(メラノーマ)の治療は?
まず病変を肉眼およびダーモスコープで注意深く診察することが必要です。特徴的な所見から悪性黒色腫である可能性が否定できないときは総合的な治療が必要になる可能性が高いので、大学病院を紹介させて頂くことになります。そしてそちらで確定診断・治療を進めていくことになります。