コンセプト

私たちが天神形成外科クリニックにおいて、形成外科およびそれを基盤とした美容外科治療を行うにあたり、以下のようなコンセプトを常に意識しながら日々の診療に取り組んでおります。

患者様にきちんと納得していただけるように十分な説明を行います。

このことが当たり前で最も大切なことだと思っています。いろいろな事柄に対する治療法は必ずしも一つしか無いわけではありません。手術を始めとする多くの治療において、色々なアプローチがあることが多いです。そして、その各々について期待される結果やそれに伴うリスクも違ってきます。このような場合、わたしたちはそれぞれの治療法について、長所や短所をきちんと説明し、それを踏まえた上で患者様に最適と思われる方法を提示するように努めてまいります。患者様一人一人にはこれから行う治療の内容をきちんと理解していただき、十分納得したいただいた上で、進めていきたいと思っています。

お一人お一人にしっかり時間をとって診察いたします。

特に初診の患者様には納得のいく説明が行えるように、予約の段階で診察時間を長めに確保するようにしております。
診察の際に分からないことがあれば、ご遠慮無くご質問ください。

医学的な根拠に基づいた最善の治療を施します。

他の科と同様に形成外科・美容外科の領域においても常に新しい治療法・薬・治療機器が導入されています。それらの多くは実際に有効なものですが、中には医学的な根拠・データが不十分で既存の治療法の方が有効ではないかと思われるようなものが紹介されてくることもあります。当院でも何か新しい治療が紹介された際には、それらの有効性やリスクをきちんと検討し、医学的に充分に根拠があると思われるものだけを選んで導入しております。
また全身麻酔が必要な場合や自分の専門外の領域の治療が必要な場合は可能な限り大学などの総合病院や他のクリニックを紹介させていただくことで、患者様にご不便をおかけしないような体制作りに励んでおります。

より質の高い医療を提供できるよう日々の研鑽に努めます。

そのような最新の情報を正しく取り入れるためにも、積極的に日本形成外科学会総会、日本美容外科学会総会(JSAPS)、大学病院でのカンファレンスや各種研究会などに出席し、より良い医療の提供が可能になるように日々研鑽に努めて参ります。

経済的負担を考慮した医療を提供します。

保険診療の場合、初診料、手術料、処方料などそれぞれに診療報酬点数(1点=10円)が設定されていて、その合算で全体の診療報酬(医療費)が決まります。保険点数そのものは国の枠組みの中で決められており、患者様は全体の医療費のうち3割(もしくは1割)を負担することになっています。大きく分けると「形成外科」の領域のものの多くが保険診療の適応で、日本中どこで医療を受けても医療費は基本的には同額です。一方、自由診療の場合には、医療費の10割を患者様に負担していただく必要があります。「美容」と呼ばれる領域の治療は健康保険の適応にならないことが多く、その費用も施設によってまちまちです。
当クリニックでは、仮にある疾患に対して保険適応となる治療と自由診療の治療が存在するような場合、基本的には保険適応の治療から行うようにしております。その後の経過を見ながら、必要であれば自由診療に移行することもありますが、その際にもできる限り治療費を抑えて医療を提供していきたいと考えています。自由診療においては、多額の経費のかかる広告などを最低限に抑えることなどにより、医療の質を下げずに治療費をリーズナブルに設定出来るように努めて参ります。

地域に根ざした、安心できるクリニックへ
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