皮膚線維腫(ひふせんいしゅ)
保険診療
皮膚線維腫とは?
腕や足に見られることが多い直径3cm位までの褐色や黒の腫瘍です。皮膚の表面から少し盛り上がっていることが多く、触ると硬く皮下に塊が広がっている場合もあります。痛み、痒みなどの自覚症状はほとんどありません。虫刺されや小さなケガの後に出来ることが多いと言われています。
足首に出来た皮膚線維腫 |
皮膚線維腫の治療は?
病変部に局所麻酔を施し、取り残しが無いように注意しながら腫瘍を切除します。切除した後は傷が出来るだけきれいになるように細い針・糸を使い、形成外科的手技を用いて丁寧に縫合します。術後の傷が皮膚のシワの方向に沿うように手術を行いますので、術直後は赤みが目立っていても、時間とともに徐々に目立たなくなります。