形成外科の専門診療内容とは?

多岐にわたる形成外科の専門診療内容

形成外科の専門診療内容は、以下のように多岐にわたります。

1.皮膚腫瘍(良性、悪性)、できもの、いぼ
2.身体の表面の「ケガ」および「キズ跡」
3.「やけど」および「やけど跡」や「ひきつれ」
4.美容(二重まぶた、若返り手術、刺青治療、シミ、シワなど)
5.顔、身体、手足の先天異常
6.あざ
7.顔面骨骨折
8.皮膚潰瘍、褥瘡(じょくそう=床ずれ)
9.がん切除後の再建
10.その他 眼瞼下垂など

多くの他の診療科とは異なり、特定の臓器のみを対象とするものではなく、全身のあらゆる部位を扱っています。そのため治療にあたっては全身の形態、機能についてあらゆる知識を有していなくてはなりません。
これらのうち当クリニックでは、主に以下を扱っております。

1. 皮膚腫瘍(良性、悪性)、できもの、いぼ

頭のてっぺんから足先までの主に表面の良性、悪性の腫瘍、できもの、いぼを、できるだけ見た目や機能を損なわないような治療を行っています。

2. 美容

いわゆる「美容整形」という言葉に代表される美容を主たる目的とする手術(二重まぶた、目の周りの若返り、顔の若返り、刺青除去、男性の包茎手術などが代表的内容です。特に美容外科といえばこれになります。またシミや刺青に対するレーザー治療、シワに対するヒアルロン酸、ボトックスなどの注入治療も行っています。

3. 先天異常(生まれつきの体の表面の形や色の異常、あざ等)

体の表面の形や色に関する生まれつきの異常は全て形成外科で診察いたします。まぶた、耳、口、鼻、へそ、性器、手指の異常、黒あざ、青あざ、赤あざなどの多くの病気があります。これら全てについて診察は可能です。ただ、実際の治療に関しては、申し訳ありませんが、局所麻酔下での治療が可能な手術、レーザー治療のみに限らせていただくことになります。全身麻酔下での治療が必要な場合は大学病院などの適切な施設をご紹介させていただくことになると思います。

4. その他

加齢に伴い上まぶたが開きづらくなる老人性眼瞼下垂に対する手術治療
腋多汗症に対するボトックス治療
なども行っております。

※これら以外のものに関しても診察のみは可能です。しかし実際の治療に関しては必要に応じて他の施設をご紹介させていただく事になることがあります。