内服治療

しみに対する内服治療

いわゆる「しみ」と呼ばれる状態は部分的に皮膚のメラニンが増え、周りの皮膚よりも茶褐色調を帯びた状態を指し、医学的には様々な疾患・状態の総称です。つまり一言で「しみ」といっても、その診断によって治療法、経過などがそれぞれ違ってきます。「しみ」に対する内服治療は臨床的に肝斑・炎症後色素沈着と判断された症例に対して行っています。老人性色素斑や雀卵斑(そばかす)などに対しては先行するレーザー治療の後に生じた炎症後色素沈着に対しては内服治療を併用する事がありますが、最初から内服のみでの治療を行うことはありません。当院では「しみ」に対する内服治療にはビタミンC,Eおよびトラネキサム酸を使っています。